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留守番中の見守りに最適なペットカメラおすすめ5選【獣医師監修】

飼い主さんにとって、ペットをお留守番させる間の様子はとても気になりますよね。ペットカメラ(見守りカメラ)は、外出先からスマートフォンで愛犬や愛猫の映像を確認できる便利なアイテムです。部屋でペットが何をしているか、ちゃんとご飯を食べているか、いたずらしていないかなどリアルタイムでチェックでき、飼い主さんの不安を軽減してくれます。

ペットカメラがあれば、留守番中のペットの安全確認はもちろん、声掛けによるコミュニケーションも可能です。機種によってはカメラ越しに飼い主の声を聞かせられるので、ペットが寂しがっている時に優しく話しかけて安心させることもできます。また、ペット用トイレの前に設置しておけば、毎日の排泄の様子を離れていても把握でき、体調管理にも役立ちます。

さらにペットカメラは多用途に活用可能です。例えば、小型の見守りカメラは赤ちゃんや高齢の家族の見守りにも転用できます。動きを検知してスマホに通知する機能があれば、赤ちゃんが起きた瞬間や子どもが帰宅したタイミングも把握できて安心です。防犯カメラとして不審者の侵入を監視し、異常時にアラームを鳴らす機能を備えたモデルもあり、ペットだけでなく家庭全体の安全見守りにも一役買います。

獣医師のアドバイス: カメラを通じてペットに声をかける際は、最初は短時間に留めて様子を見るようにしましょう。突然スピーカーから飼い主の声が聞こえると、ペットが驚いたり戸惑ったりする場合があります。留守中に試す前に在宅時にカメラ越しの通話に慣れさせ、「この声は飼い主だ」と理解させておくと安心です。ペットがリラックスした様子で反応しているか確認しながら、少しずつ活用してみてください。

獣医師が教えるペットカメラの選び方ポイント

初めてペットカメラを選ぶ方は、どの製品が良いか迷ってしまうかもしれません。ここではペットカメラを選ぶ際に注目すべきポイントを解説します。愛するペットに最適なカメラを見つけるために、ぜひチェックしてください。

  • 画質と視野角の広さ: ペットの細かな様子まで確認するにはカメラの画質が重要です。少なくともHD(720p)以上、できればフルHD(1080p)対応だと映像がクリアで安心です。また広角レンズや首振り(パン・チルト)機能を備えたモデルなら1台でお部屋全体を見渡せます。動き回るペットを見失わないためにも、なるべく視野の広いカメラがおすすめです。
  • 夜間撮影(暗視機能): 留守番は夜間になることもありますよね。赤外線LED搭載などのナイトビジョン機能に対応したカメラなら、照明を落とした暗い室内でもペットの様子をはっきり映せます。夜間に留守にすることが多い方や、仕事で日中不在にする場合でも早朝や夜間のペットの動きを確認できて便利です。
  • 双方向音声通話: マイクとスピーカー内蔵のカメラであれば、こちらの声をペットに聞かせたり、ペットの鳴き声を拾って確認することができます。飼い主の声を聞いてペットが安心したり、イタズラをやめさせたりといったコミュニケーションが可能です。ただし留守中に頻繁に呼びかけすぎると、ペットが混乱したり興奮する恐れもあるため、様子を見ながら活用しましょう。
  • 動体検知・スマホ通知: ペットカメラの多くは、ペットの動きや物音を感知するとスマートフォンへ通知してくれる動体検知機能を備えています。留守中にペットが活発に動き始めたタイミングや、吠えたり鳴いたりしたときにアラームで知らせてくれるため非常に便利です。特に静かに留守番できているか心配な子や、いたずら好きの子には、この機能で異変をすぐキャッチできます。
  • 自動追尾機能: 活発に部屋中を動き回るペットには、カメラが自動で向きを変えてペットを追いかけてくれる自動追尾機能が役立ちます。移動する被写体をカメラが自律的に追尾してくれるので、長時間の留守でも「気づいたらフレームから消えていた…」ということがありません。特に広い部屋や複数の部屋を行き来するペットにはあると安心です。
  • 録画・保存機能: リアルタイムで見られない時のために録画機能が充実しているかも確認しましょう。microSDカードに映像を蓄積できるタイプや、クラウドサーバーに自動保存して一定期間視聴できるサービスを持つものなど様々です。過去の留守中の様子をあとから見返せると、異変に気づいた時に遡って確認できて安心です。クラウド保存には月額料金がかかる場合もあるので、必要に応じて検討してください。
  • おやつ給餌機能: 製品によっては遠隔操作でおやつを排出できる機能を搭載したペットカメラもあります。ボタンひとつで中に入れたおやつをピョンと飛ばせるので、遊びながらペットを慰めたり留守中のご褒美を与えたりできます。愛犬が退屈して家具を噛んでしまうようなケースでも、おやつカメラがあれば遠隔で注意を引いて落ち着かせることが可能です。ただし与えすぎには注意し、あくまで一時的な気晴らしとして活用しましょう。
  • 温度センサー: 夏冬の室温管理が心配な方は、温度センサー内蔵のペットカメラがおすすめです。室内の温度や湿度を計測し、設定範囲を超えるとスマホに通知してくれる機種もあります。留守番中の熱中症や寒さ対策として、室温の異常にいち早く気付けるのは大きな安心材料です。ペット種によって適温は異なりますが、温度管理が必要なペット(短頭種の犬や高齢猫など)にはぜひ検討しましょう。
  • 設置性・安全性: ペットが届く場所にカメラを置く場合、倒れにくい設計かどうかもチェックしましょう。ペットがじゃれついて倒してしまうと危険ですので、重心が低いものや専用マウントで固定できる製品が安心です。デザインも部屋に調和するものだと違和感なく置けます。また有線電源の場合はコードを噛まれないよう配線にも配慮しましょう。加えて、カメラの通信のセキュリティ対策も重要です。信頼できるメーカーの製品を選び、初期パスワードを変更するなどして不正アクセスを防ぐことも心がけてください。

獣医師がおすすめするペットカメラ5選【2025年最新版】

上記の選び方ポイントを踏まえて、獣医師の視点から特におすすめしたいペットカメラ5機種をランキング形式でご紹介します。それぞれ特徴が異なりますので、ペットの性格やご家庭のニーズに合ったものを選んでみてください。

📹 獣医師がおすすめするペットカメラ5選【2025年最新版】比較表

順位商品名
(メーカー)
主な特徴・機能参考価格
(税込)
おすすめ度安全性機能性コスパ対象ペットメリットデメリット
1位Panasonic
HDペットカメラ
KX-HDN215
・転倒防止構造
・温度センサー+アラート
・行動ログ自動記録
・Full HD画質
・1週間ダイジェスト機能
約25,000円⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐全ペット・国内大手の信頼性
・安全設計で転倒しない
・温度管理で健康サポート
・長期間の行動分析可能
・価格が高め
・おやつ機能なし
・首振り範囲限定的
2位Anker Eufy
Dog Camera D605
・おやつ遠隔投射(3段階)
・AI自動追尾カメラ
・1080p高画質
・16GB内蔵メモリ
・暗視撮影・双方向通話
約20,000円⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐犬・猫・おやつで分離不安ケア
・AI追尾で見逃しなし
・買い切りでランニングコストなし
・高品質なのに手頃価格
・おやつ容量に限り
・射出音でびっくりする子も
・電子部品故障リスク
3位Tomofun Furbo
ドッグカメラ 360°
・360°首振り見守り
・おやつ投射(大容量100個)
・AI通知(吠え声・破壊音等)
・夜間カラー撮影
・Furboドッグシッター(有料)
約30,000円⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐主に犬・世界的実績と信頼
・最先端AI機能充実
・SNS連携で楽しい
・広範囲360°監視
・価格が最高級
・月額サービス料別途
・犬向け特化で猫には△
4位SecuSTATION
カメまる MQ53A
・温度センサー内蔵
・自動追尾対応
・300万画素高解像度
・水平350°首振り
・スポット登録機能
約5,000円⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐全ペット
小動物◎
・圧倒的コストパフォーマンス
・温度監視で健康管理
・複数台設置しやすい
・初心者でも使いやすい
・耐久性に不安
・サポート体制限定的
・暗所動体撮影やや苦手
5位塚本無線 WTW
みてるちゃん猫23
・355°首振り対応
・自動追尾機能
・MicroSD録画対応
・300万画素高精細
・防犯カメラ技術応用
約5,000円⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐全ペット・お試し導入に最適
・防犯カメラメーカーの技術
・設定が簡単
・複数台導入しやすい
・基本機能のみ
・おやつ機能なし
・高級感に欠ける

📊 機能比較

機能項目Panasonic
KX-HDN215
Anker Eufy
D605
Furbo
360°
SecuSTATION
MQ53A
WTW
みてるちゃん猫23
画質Full HD1080p1080p300万画素300万画素
首振り範囲限定的270°360°水平350°水平355°
自動追尾
おやつ機能
温度センサー
暗視撮影✅(カラー)
双方向通話
録画機能✅(内蔵16GB)✅(要サブスク)✅(MicroSD)✅(MicroSD)
AI通知基本的基本的高度(有料)基本的基本的
転倒防止標準標準標準標準

1. Panasonic(パナソニック)HDペットカメラ KX-HDN215

特徴: 国内大手メーカーPanasonicが手掛けるペットカメラで、倒れにくい設計高性能センサーが魅力のモデルです。フルHD対応の高画質カメラに加え、ペットがカメラにぶつかった程度では簡単に倒れない「転倒防止構造」を採用。特殊な吸盤でしっかり固定できるので、好奇心旺盛なペットが鼻先でツンツンしても安心です。また温度センサーを備えており、周囲の室温があらかじめ設定した範囲を外れるとスマホに通知してくれます。暑さ寒さに弱いペットのいるご家庭に嬉しい機能ですね。さらに、留守中のペットの動きを自動記録してくれる行動ログ機能や、1週間分のダイジェスト映像を振り返られる機能も搭載し、後からまとめて様子を確認することも容易です。

おすすめ理由: 獣医師の視点から見ても、ペットの安全性と健康管理に配慮した設計が非常に頼もしい一台です。安定感のあるボディで誤飲や転倒のリスクを減らし、温度異常にもすぐ気付けるため、長時間のお留守番でも飼い主さんは安心できます。実際に使っている飼い主さんからも「倒れないのでイタズラ好きの犬でも安心」「夏場の温度管理アラートに助けられた」といった高評価の声が寄せられています。さすが国内メーカーらしく、アプリの操作性やサポート体制も良好で、初心者でも迷わず使いこなせるでしょう。

適しているケース: 犬・猫問わず全てのペットオーナーに幅広くおすすめできますが、特にやんちゃでカメラを倒してしまいそうな子や、高齢で室温管理に気を遣うペットを飼っている方に最適です。また留守番中の様子を詳細に把握したい飼い主さんにも、行動ログ機能による見守りは心強い味方となるでしょう。高機能ゆえ価格はやや高めですが、「とにかく信頼性重視で選びたい」という方には第一候補となる製品です。

購入先情報: 公式のパナソニックストアや大手家電量販店で販売されています。Amazonや楽天市場などのオンラインショップでも購入可能で、セール時には割引価格になることもあります。

2. Anker(アンカー)Eufy Dog Camera D605

特徴: モバイル機器で定評のあるAnkerが展開するおやつ機能付きペットカメラです。上部の投入口にドライフードやおやつを入れておけば、外出先からスマホの操作一つでおやつを飛ばしてあげることができます。飛距離は約0.8〜1.6mで3段階に調節可能、さらに左右270°の方向に向けて射出できるため、部屋のどこにいてもペットに届けられます。カメラは1080pフルHDの高画質に加えてAI搭載の自動追尾カメラを内蔵。ペットの動きを賢く追いかけ、常にフレーム内に収めて見逃しません。暗視撮影や双方向通話にも対応し、本体に16GBの内蔵メモリがあるのでクラウド契約無しでも録画保存できるのも嬉しいポイントです。

おすすめ理由: 高性能ながら価格がお手頃で、コストパフォーマンスに優れた点を獣医師として評価します。類似のおやつカメラ機能を持つ製品は月額サービス必須だったり高価だったりする中、Eufy D605は買い切りで使える良心的な設定です。実際に使った飼い主さんからは「遠隔でおやつをあげられるお陰で、留守中の愛犬の不安が和らいだ」「動きに合わせてカメラが首振りしてくれるので便利」と好評です。おやつをあげながら声も聞かせられるため、長時間一人にさせるときのストレスケアに役立つアイテムとして推奨できます。

適しているケース: 愛犬・愛猫に留守番中でもご褒美をあげたい方や、遊び盛りで退屈しがちなペットがいるご家庭に特に向いています。分離不安気味で留守中鳴いてしまうワンちゃんにも、カメラ越しに声掛け+おやつで安心させるといった使い方が可能です。価格帯も中程度ですので、初めておやつカメラに挑戦したい方から多頭飼育で複数台導入したい方まで幅広くおすすめできます。

購入先情報: Anker Japanの公式サイトのほか、**Amazonや家電量販店(オンライン含む)**で購入できます。人気商品のため在庫状況によっては品切れもあり得ますので、見つけたら早めの入手がおすすめです。

3. Tomofun Furbo ドッグカメラ 360°ビュー

特徴: 世界15か国以上で愛用者のいるペットカメラの代名詞的存在が、このFurboドッグカメラです。その最新モデルである「360°ビュー」は、その名の通りカメラが左右に360°回転し、お部屋をぐるっと見渡せるのが最大の特徴。広範囲をカバーできるので、走り回るペットもしっかり追跡できます。さらに、おやつを遠隔操作で飛ばすトリーツ機能や、ペットが何かいたずらをした時にアラートで教えてくれるスマート通知機能など盛りだくさん。特に「吠え声検知」「人物の有無」「物の破壊音」などをAIが判断し通知する**Furboドッグシッター(有料サービス)**に対応しており、万が一の危険(ガラスが割れた音や火災報知音など)も検知してお知らせしてくれる高度な見守りが可能です。暗所撮影もカラー対応で夜でも鮮明に記録できます。

おすすめ理由: ペットとのコミュニケーション機能と先進の見守りAIを両立している点が獣医師として注目ポイントです。単に映像を見るだけでなく、ペットの行動を分析して異変を捉える技術は、留守中の事故やトラブルを未然に防ぐ助けになります。「留守番中に家具をかじっていたのを通知で知り早めに対処できた」「仕事中でも愛犬の様子がハイライト動画で確認できて安心」といったユーザーの声もあり、価格相応の価値がある製品といえます。また、最大100個のおやつをセットできる大容量タンクもユニークで、長時間の外出でもたっぷり遊び相手になってくれるでしょう。InstagramなどSNSで多くのペットオーナーに支持されている実績も信頼感があります。

適しているケース: 最新技術を駆使して愛犬・愛猫を見守りたいハイエンド志向の飼い主さんにぴったりです。特に犬を飼っている方で、吠え癖やいたずら癖が気になるケースではAI通知が大活躍します。仕事中で逐一映像を見られなくても、Furboに任せておけば大事なシーンを逃しません。ただし本体価格と一部サービスの月額費用がかかるため、ご予算に余裕がある方向けです。猫ちゃんの場合はおやつよりレーザーポインターの方が好みという子もいるので、レーザー機能付きカメラと比較検討しても良いでしょう。

購入先情報: Furbo公式サイトやAmazon、楽天市場などで購入できます。公式サイトではサブスクリプション契約とのセットプランで割引購入できる場合もあります。購入後のサポートも充実しているので、困った時はメーカーに相談できて安心です。

4. SecuSTATION カメまる 見守りカメラ MQ53A

特徴: 高機能ながら低価格で人気を集める注目のペット見守りカメラです。国内メーカー「新鋭(SecuSTATION)」による製品で、なんと約5千円台(執筆時)という手頃さながら温度センサー付きという希少なモデルです。外出先からスマホで室内の温度を確認でき、別途スマートリモコン等と連携すればエアコン操作で室温コントロールも可能なのが強み。他にも、ペットが動けば自動で追尾するオートトラッキング機能や、カメラに映る特定のポイントを記憶してワンタッチで向けるスポット登録機能まで搭載。基本性能も充実しており、300万画素(2304×1296画素)の高解像度で明るい場所はもちろん暗所でも静止したペットなら鮮明に映せます(※暗所で動きが速い場合はややブレる傾向)。水平350°・垂直90°の首振り範囲を持ち、一台で広い範囲をカバーできるパン・チルトカメラです。

おすすめ理由: 獣医師として驚くのは、その価格以上の機能充実ぶりです。室温の見える化はペットの体調管理に直結しますし、自動追尾や音声双方向といった必要な見守り機能が一通り揃っています。「リーズナブルなのに温度までわかって安心」「アプリもシンプルで使いやすい」とユーザーレビューでも高評価です。初めてペットカメラを試す方にも手が出しやすく、複数台購入して家中に設置する用途にも経済的です。特に夏場の熱中症リスク対策として、低予算で温度監視までしたいという飼い主さんにうってつけの一台でしょう。

適しているケース: 価格重視だけど機能も妥協したくない方や、留守中の室温が気になる環境(暑くなりがちな部屋・エアコン必須の季節など)の飼い主さんに適しています。犬猫だけでなく小動物(エキゾチックアニマル)を飼育している方にも、温度変化に敏感な種類なら活用価値大です。またスマートホーム連携に興味がある方なら、温度センサーをトリガーに他の家電を制御するなど発展的な使い方もできます。低価格ゆえ耐久性やサポート面では大手に劣る可能性もありますが、まずは試しに見守りカメラを導入してみたいという方におすすめです。

購入先情報: Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどECサイトで手軽に入手できます。メーカー直販サイトもあります。在庫状況によって価格変動する場合があるため、購入時には複数の販売チャネルを比較すると良いでしょう。

5. 塚本無線 WTW-NEKO(みてるちゃん猫23)

特徴: 防犯カメラ専門メーカーの塚本無線が開発したコスパ抜群のペット見守りカメラです。同社は業務用の監視カメラで培った技術を活かし、家庭向けにもリーズナブルな見守りカメラ「みてるちゃん」シリーズを展開しています。「猫23(WTW-NEKO)」はその一つで、5000円以下という価格帯ながら機能充実のモデルです。画質は300万画素(フルHD超えの高精細)で、水平355°・垂直60°まで首振り可能なパンチルト機構を搭載。スマホの画面操作で見たい方向に自由にカメラを向けられます。暗視撮影・マイクスピーカーによる通話・動体検知と通知・自動追尾・録画(MicroSD対応)など、ペットカメラに欲しい機能はひと通り網羅。初めての見守りカメラとして試すのにうってつけです。

おすすめ理由: とにかく低価格でありながら必要十分な性能を備えている点が最大のおすすめ理由です。獣医師としても「まずは家のペットが留守番中どうしているか見てみたい」という飼い主さんにはハードルが低いこの製品をよく紹介します。ユーザーからも「設定が簡単ですぐ使えた」「値段以上にしっかり映る」と好評です。防犯カメラメーカー製という安心感もあり、映像の遅延や接続の安定性にも定評があります。最新モデルではないため尖った機能こそありませんが、シンプルで扱いやすく壊れても買い替えやすい点で入門機に最適です。

適しているケース: 「まずはお試しでペットカメラを使ってみたい」方や予算を抑えたい方にベストな選択です。特にカメラを複数台設置して色々な角度から見守りたい場合、1台あたりのコストが低い本機を複数揃えるといった使い方もできます。また子猫・子犬の成長記録を手軽に残したい家庭や、留守番の様子をSNS配信したいといった用途にも向いています。ただし高級機に比べると映像の精細さや耐久性で劣る部分もあるため、より高度な機能を求める場合は他の上位モデルと併用・比較すると良いでしょう。

購入先情報: Amazonや楽天市場、塚本無線公式オンラインショップで購入可能です。型番違いやモデル更新もありますので、購入時には最新の「WTW-NEKOシリーズ」をチェックしてみてください。

まとめ:ペットカメラで愛犬・愛猫に「いつでも寄り添う安心感」を

留守番中のペットの様子が見られるペットカメラは、飼い主さんにとって大きな安心材料となります。実際に導入してみると、「仕事の合間に愛犬の寝顔を見て癒やされる」「リアルタイムで様子が分かるので旅行中も心配が減った」など、ペットにも飼い主にもメリットがたくさんあります。ただし、カメラはあくまで見守りのツールです。映像で異常に気付いた場合は速やかな帰宅や対応が必要ですし、長時間の留守そのものを解決するものではありません。ペットカメラを上手に活用しつつ、適度な運動や十分な食事・水の用意など基本的なペットケアも忘れずに行いましょう。

最後に、獣医師の立場から言えば「飼い主さんの心の余裕がペットの健康にもつながる」と感じています。ペットカメラで愛する家族の様子を見守ることは、飼い主さんの不安軽減につながり、その安心感がペットにも良い影響を与えます。ぜひ本記事を参考に、ご家庭に合った一台を選んでみてください。ペットカメラを通じて、離れている時も大切な愛犬・愛猫に寄り添い、健やかな毎日を過ごしていきましょう。

  • この記事を書いた人
院長

院長

国公立獣医大学卒業→→都内1.5次診療へ勤務→動物病院の院長。臨床10年目の獣医師。 犬と猫の予防医療〜高度医療まで日々様々な診察を行っている。

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