獣医師、ペット栄養管理士が犬と猫の病気と食事について徹底解説しています!

カテゴリー

未分類

【獣医師解説】犬の歯が折れたときの対処法:抜歯が必要?折れた歯を放置すると…

【獣医師が解説】犬の歯が折れたときの対処法:抜歯が必要?折れた歯を放置すると...

愛犬の歯が折れてしまった…。そんな時、どうすればいいのでしょうか?抜歯が必要なのでしょうか?それとも放置しても大丈夫なのでしょうか?この記事では、そんな悩みを抱える飼い主さんのために、犬の歯が折れた時の対処法について詳しく解説します。

原因

犬の歯が折れる原因はさまざまです。硬いものを噛んだり、遊びや事故で歯に強い衝撃が加わると歯は折れやすくなります。また、歯石や歯周病が進行すると歯が弱くなり、折れやすくなります。正しい歯磨きや食事によるケアが重要です。

主な症状

犬の歯が折れた場合、最も初めに気づくのが食事の様子です。通常よりも食事に時間がかかる、片側だけで食べる、食べ物を口からこぼすなどの変化が見られます。また、折れた歯が痛むと吠える、唸るなどの異常行動を示すこともあります。

治療法と対応

犬の歯が折れた場合、まずはすぐに獣医師による診察が必要です。折れた歯の状態や痛みの度合いにより、抜歯や修復、あるいは抗生物質による治療が行われます。しかし、自宅でのケアも重要で、適切な食事や口腔内のケアが必要です。

予防と日常ケア

犬の歯が折れないようにするためには、日々の口腔ケアが大切です。適度な硬さの食事で歯を丈夫にしたり、歯磨きを定期的に行ったり、歯石除去のための定期的な獣医師の診察を受けるなどして、口腔内を健康に保ちましょう。

おすすめのフードとサプリメント

歯が折れやすい犬には、歯を丈夫にするための食事とサプリメントがおすすめです。適度な硬さのドッグフードや、歯磨き効果のあるおやつ、骨や歯を強くするためのカルシウムやビタミンDなどのサプリメントを選びましょう。

まとめ

犬の歯が折れた場合、まずは獣医師による診察が必要です。そして、日々の口腔ケアや適切な食事で、歯を丈夫にすることが予防につながります。愛犬の健康のために、飼い主さん自身が正しい知識を持ち、適切なケアを心がけましょう。

  • この記事を書いた人
アバター

DrVets

国公立獣医大学卒業→→都内1.5次診療へ勤務→動物病院の院長。臨床10年目の獣医師。 犬と猫の予防医療〜高度医療まで日々様々な診察を行っている。

-未分類

S