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【獣医師解説】猫の体温の正しい測り方と平熱:熱っぽいと感じたときの確認方法

【獣医師が解説】猫の体温の正しい測り方と平熱:熱っぽいと感じたときの確認方法について

飼い猫がいつもと違う様子を見せると、飼い主さんは心配になりますよね。特に、猫が元気がない、食欲がない、寝てばかり…といった症状が見られた場合、病気の可能性が考えられます。その際、猫の体温を測ることで健康状態の一端を知ることができますが、その正しい測り方とはどのようなものでしょうか。また、猫の平熱とは何度なのでしょうか。今回は、これらの疑問にお答えします。

体温が上がる原因

猫の体温が上がる主な原因は、感染症や炎症、脱水状態などです。これらは身体が何らかの異常に対抗するために発熱を引き起こすもので、早急な対応が必要となります。また、過度のストレスや興奮も体温の上昇を引き起こすことがあります。

主な症状

猫が発熱しているとき、元気がない、食欲が落ちる、寝てばかりいるといった症状が見られます。また、体があたたかく感じる、鼻が乾燥している、呼吸が早いなどの体調変化も見られます。

正しい体温の測り方

猫の体温は、直腸温度計で測るのが一般的です。まず、猫を落ち着かせ、温度計の先端にベビーオイルなどをつけて肛門に挿入します。その後、温度計がピーと音を出すまで待ち、測定結果を確認します。この際、無理に押し込まないこと、猫が動かないように抱え込むことが大切です。

予防と日常ケア

猫の体温が上がらないようにするためには、感染症の予防、適切な飲水量の確保、ストレスの緩和などが重要です。また、定期的に体温を測ることで、異常が早期に発見できます。

おすすめのフードとサプリメント

健康維持には、適切な食事が欠かせません。バランスの良い栄養がとれるフードを選び、適量を与えることが大切です。また、ビタミンやミネラルなど、必要な栄養素を補うためのサプリメントもおすすめです。

まとめ

猫の体温は、その健康状態を知る手がかりになります。発熱を疑う症状が見られた場合は、早めに体温を測り、必要であれば獣医師に相談しましょう。そして、日頃から適切なケアを心掛けることで、愛猫の健康を守り続けていきましょう。

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