獣医師、ペット栄養管理士が犬と猫の病気と食事について徹底解説しています!

カテゴリー

フードについて 犬の泌尿器疾患 高齢犬の病気

【腎臓に良いフードランキング】老犬がフードを食べない時の対処法についても獣医師が解説

【獣医師オススメ! 腎臓フードランキング7選•ウェットもあり|2023年最新版】老犬がフードを食べない時の対処法についても解説

 

✔︎愛犬が腎臓病と診断されてショック...
✔︎どんなフードをあげたらいいか分からない...
という事はありませんか?

愛犬が腎臓病と診断されたことは、飼い主として大きなショックを受けることでしょう。

しかし、腎臓病は治る病気ではないため、一生涯にわたって付き合わなければならない病気です。

腎臓は、血液中の老廃物をろ過し、体内の電解質と水分を調整する重要な役割を果たす臓器です。
腎臓が機能しなくなると、愛犬の健康や生活の質に大きな影響を与える可能性があります。

腎臓病は治る事がない病気ではありますが、

適切な療法食を選ぶことで、進行を遅らせることができます。 

腎臓病食は、通常の食事とは異なり、タンパク質やリンといった成分が制限されており、健康に必要な栄養素をバランスよく含んでいます。

本記事では、愛犬に適した腎臓病食を選ぶために必要な知識と獣医師がオススメする療法食をご紹介します。

犬の腎臓病とは?

犬の腎臓病は、あらゆる年齢や犬種の犬が罹患する病気です。

進行性の疾患であり、時間をかけてゆっくりと発症することもあれば、突然発症することもあります。

犬の腎臓病の最も一般的な原因としては、

  • 遺伝
  • 感染症
  • 毒物の摂取
  • 加齢

などが挙げられます。

愛犬が腎臓病と診断されたとき、獣医師が最初に勧めることのひとつが、タンパク質やリンを制限した腎臓専用の食事の変更です。

腎臓は栄養の消化・吸収に重要な役割を担っており、腎臓がダメージを受けると、栄養失調になることがあります。

腎臓病の犬は、食欲不振、体重減少、嘔吐、下痢などの症状が出ることが多いです。

そのため、消化の良い栄養価の高い食事を与えることが必要不可欠です。

BUNとクレアチニンについて

犬の腎臓病を診断する際に、BUN(血中尿素窒素)とクレアチニンの数値は重要な指標となります。

これらの値が上昇すると、腎臓の機能が低下している可能性が高いです。

BUN(血中尿素窒素)

尿素窒素は、体がタンパク質を分解する過程で生成される物質です。

正常な状態では、尿素窒素は腎臓を通じて体外に排出されます。

しかし、腎臓の機能が低下すると、尿素窒素が体内に蓄積し、BUNの数値が上昇します。

BUNの数値は食事や脱水状態にも影響を受けるため、単独で腎臓の機能を評価する指標としては不完全です。

クレアチニン

クレアチニンは筋肉の正常な代謝により生成され、腎臓を通じて体外に排出されます。

腎臓の機能が低下すると、クレアチニンの排出が遅れ、血液中のクレアチニンの濃度が上昇します。

クレアチニンの数値は筋肉量に関連しているため、小型犬と大型犬では基準値が異なります。

また、クレアチニンの数値は食事や脱水状態の影響を受けにくく、腎臓の機能を評価する指標としてよく用いられます。

これらの数値が高ければ高いほど、腎臓の機能低下している可能性が非常に高いです。

腎臓に良い食事の3つのポイント

犬の腎臓病の管理には、適切な栄養摂取が不可欠です。

バランスのとれた食事は、病気の進行を遅らせ、犬のQOL(生活の質)を向上させるのに役立ちます。

具体的に言うと、犬の腎臓病療法食は、タンパク質、ナトリウム、リンが少なく、オメガ3脂肪酸、ビタミン、ミネラルが多く含まれていることが望ましいです。

①低タンパク食

腎臓はタンパク質の老廃物をろ過する役割を担っているため、低タンパク食は腎臓病の犬にとって不可欠です。

腎臓がダメージを受けると、タンパク質の老廃物を効率的にろ過できなくなり、さらなるダメージにつながる可能性があります。

②低ナトリウム

ナトリウムは体液の貯留を引き起こし、浮腫みや高血圧につながる可能性があり、リンはミネラルバランスの乱れや腎臓のさらなる損傷につながる可能性があります。

③オメガ3脂肪酸・ビタミン

オメガ3脂肪酸、ビタミン、ミネラルは、免疫系をサポートし、炎症を抑え、健康全般を改善するのに役立ちます。

腎臓病での栄養管理について

以下で腎臓病での重要な栄養管理のコツについて詳しく解説します。

水分の補給

腎臓病が進行すると、犬はより多くの水分を排出します。

その結果、脱水状態や腎血流の減少が起こり、腎臓の機能不全がさらに進行する可能性があります。

だからこそ、いつでも新鮮な水を自由に飲めるようにすることが重要です。

いくつかの水飲み場の場所を設けると良いでしょう。 

エネルギー

腎臓の機能が低下すると、食欲が落ちることがあります。

しかし、必要なエネルギー量は健康なときと変わりません。エネルギーが不足すると、体は筋肉を分解することによってエネルギーを補おうとします。

筋肉量が落ちてしまうと、腎臓病の進行を速める可能性があるため、エネルギー不足は避けなければなりません。

栄養素の摂取

腎臓病の犬にとって、特定の栄養素の量を適切に調節することが重要です。

例えば、

適切な栄養の比率

✔︎ タンパク質はカロリーの11〜12%

✔︎ ナトリウムは乾燥物中で0.1〜0.25%

✔︎ 塩分はナトリウムの1.5倍

✔︎ リンは0.15〜0.3%

✔︎ オメガ3とオメガ6の割合は、1:1〜1:7程度

が必要とされています。 

タンパク質の制限

腎臓病の進行を遅らせる一つの方法は、タンパク質の摂取量を制限することです。

これにより、腎臓に負担をかける老廃物の生成を抑制することができます。

具体的な腎臓病の愛犬にとって、適切なタンパク質の割合はカロリーの11〜12%といわれています。

ただし、過度のタンパク質制限は体内にあるタンパク質の分解を促すため、適度な制限で留めておくことが重要です。 

リンの制限

腎臓の機能が低下すると、リンの排泄が困難になり、高リン血症を引き起こす可能性があります。

これは、骨や他の組織に問題を引き起こす可能性があるため、食事中のリンの量を制限することが重要です。 

リンを多く含む食べ物

リンは

  • 牛乳やヤギミルク、チーズなどの乳製品
  • 魚介類
  • 豆類
  • 豚肉

などに多く含まれます。

また、食品添加物としてリン酸塩が含まれている食品もあり、そのような食品も避けなければなりません。

例えば、ハムやソーセージなどの加工食品にリン酸塩は多く含まれていますので、あげないようにしてください。

ナトリウムの制限

腎機能が低下すると、摂取したナトリウムの排泄が遅れ、ナトリウムと水が体内に蓄積しやすくなります。

この結果、血圧が上昇し、高血圧になる可能性があるため、ナトリウムの摂取を適切に管理することが重要です。 

カリウムの補給

犬の腎臓病が進行すると、食欲が減少し、尿量が増えるため、カリウムが不足しがちになります。

そのため、適度な量のカリウムを摂取することが必要です。 

脂肪酸のバランス

魚油に含まれる脂肪酸(オメガ3、6)は、体に良いということは人間でも分かっていますが、犬でも同じです。

ただし、闇雲に脂肪酸を摂取すればいいわけではなく、オメガ3と6を適切な割合で体に取り入れる必要があります。

具体的なオメガ3とオメガ6の割合は、1:1〜1:7程度が適切といわれています。

脂肪酸によって、腎臓の炎症が落ち着き、糸球体高血圧を防止する効果があるとされています。

腎臓病で長生きすることはできるの?

残念ながら、腎臓病は通常自然治癒することはなく、進行してしまう病気です。

しかし、病気の進行は比較的緩やかで、腎臓病の犬は数ヶ月から数年間、良好なQOL(生活の質)を保ちながら生きることができます。

ステージと余命の関係

腎臓病のステージが進めば進むほど、余命はもちろん短くなってしまいます。

具体的には、ステージ1の生存期間の中央値は400日以上、ステージ2は200日から400日、ステージ3は110日から200日と報告されています。

治療により元の健康な状態の腎臓へ戻したり、病気の進行を止めたりすることはできません。

ですが、食事療法によって病気の進行を遅らせることはできます。

愛犬のための腎臓食の正しい選び方について

療法食は非常に多くの製品があるため、どれを選んだら良いのか分からない方もいらっしゃると思います。

しかし、愛犬のために療法食を選ぶ際に以下のようなドッグフードは注意すべきです。

リンの含有量が多い

高濃度のリンは、腎臓病の犬にとって有害な場合があります。腎臓病の犬が食べるフードには、リンの含有量を抑えたものを選ぶようにしましょう。

タンパク質の含有量が多い

タンパク質の摂りすぎは、腎臓病の犬にとって有害です。ドッグフードには、タンパク質の含有量を適切に調整したものを選ぶようにしましょう。

人工保存料が含まれている

人工保存料は、犬にとって有害である可能性があるため、避ける必要があります。

腎臓病の犬が食べるドッグフードには、天然の保存料が使用されたものを選ぶようにしましょう。

老犬が腎臓フードを食べてくれない3つの理由

【獣医師監修】犬のアレルギー性皮膚炎・かゆみに効果的!獣医師おすすめのアレルギー食ベスト4

老犬が腎臓フードを食べてくれない理由はいくつかあります。

以下にいくつかの主な3つの理由を挙げます。

味覚の変化

腎臓フードは特定の栄養素を制限しているため、他のドッグフードと比べて味や香りが異なります。

老犬は味覚が変化することがあり、新しい食事に対する拒否反応を示すことがあります。

食欲の低下

腎臓疾患自体が食欲不振を引き起こすことがあります。

というのも、腎臓病により体が毒素を適切に処理できないため、体調不良を引き起こし、食欲が減少する可能性があります。

歯周病

老犬には歯周病があり、固いものや大きい粒のフードを食べることが困難になることがあります。

腎臓フードも同様で、硬さや大きさが犬にとって食べにくい場合があります。

これらの理由から、老犬が腎臓フードを食べてくれない場合、新たに他の味のフードや小粒タイプのフードを試してみることが重要です。また、電子レンジで人肌程度まであたためてあげたり、ふやかしてあげると食べやすくなり嗜好性が高くなるのでオススメです!

獣医師がオススメする腎臓フードランキング7選

療法食の食いつきが悪い...
療法食を食べてもBUNやクレアチニンが下がらない...
有害な添加物が気になる...

といったお悩みを多くの飼い主さんは抱えていらっしゃることでしょう。

良い療法食と巡り会えると、

あなたの愛犬のBUNやクレアチニンの値が良くなるのはもちろんのこと、

フードの食いつきがいいのでおやつをあげなくても満足してくれますし、添加物などの有害な成分が入っていないのでさらに腎臓の負担が軽くすることができます。

どうすればそんなことが可能になるのでしょうか。

そのためには、無添加で食いつきのいい腎臓病の療法食を選ぶ必要があります!

具体的に私が提案する良い腎臓病の療法食は

  • タンパク質とリンがしっかり制限されている
  • 嗜好性が高く、食いつきが良い
  • 有害な添加物が入っておらず無添加である

といった3つの条件を満たしている療法食です。

これらの条件を満たしている療法食を獣医師である私が厳選して、ご紹介します。

1位 YUMYUMYUM!  

オススメ!

私のこれまでの経験上、最もオススメの療法食は、YUMYUMYUM!です。

でも他の療法食と同じようなフードじゃないの?

これが今までの療法食とは全く違うんです!

私も実際に腎臓病を患うワンちゃん達に食べてもらいましたが、
他のフードに比べて何倍も食いつきは良く腎臓の数値もとても良くなるので、忖度抜きで獣医師でもオススメしたいフードです。

こんなお悩みの飼い主様にオススメ

  • 腎臓病療法食を食べてくれない愛犬に…
    93%の愛犬が食べた!食事療法食の食べないお悩みを解決!人間の食材でも重宝されるかつお節やこんぶなどのうまみ成分が香りと旨味を引きたて、愛犬の「食べたい!」気持ちを刺激します。
  • 大粒が食べづらくなってきた歯肉炎や腎臓病を患うシニア犬に…
    →粒が小さく短い時間ですぐにふやけるため顎や歯が衰えてきたシニア期の愛犬にもおすすめです。
  • ドッグフードの添加物が気になる飼い主様に…
    → YUMYUMYUM!は、合成酸化防止剤や着色料、香料は無添加で国産のドッグフードです。人間用の食品と同じ管理基準で運営している国内の工場で製造しているため、とても安心です。

獣医師である実際の私の体験談

ここで、私の実際に会った体験談をお話したいと思います。

ある日、慢性腎臓病を患う老犬のトイプードルが40代の飼い主さんと一緒に私の病院にやってきました。

この子の飼い主さんのお悩みは、腎臓病の療法食をあげても、愛犬は食べムラがあるので食べてくれず、どうしたらよいか困っていらっしゃいました。

また、フードを食べないのでおやつばかりあげてしまい、BUNやクレアチニンといった腎臓の数値は全然下がらず、

むしろ測定できないほど上がっており腎臓病の治療を諦めかけていらっしゃいました。

そこで私は点滴など必要な処置を行い、ある療法食を処方しました

結果は劇的でした。

フードを見たその子はすぐに飛びつき、喜んで食べてくれたそうです!

それから数週間後、飼い主さんから連絡がありました。

「愛犬が療法食を完食してくれるので、おやつをあげなくてよくなりました。それに病状が改善してきたように感じます」と。

「食事が楽しみになった愛犬の姿を見て、自身のストレスも減った」ともおっしゃっていました。

では、どのような療法食を私が処方したのか…

私が処方した療法食は…そう皆さんお分かりの通り、YUM!YUM!YUM!だったのです。

YUM!YUM!YUMは他の療法食と比較して食いつきがとても良いので、腎臓に負担をかけるおやつを食べなくてよくなったことや

無添加なので腎臓への負担が軽くなったため、“わんちゃんの状態が一気に良くなったんだ“と感じました。

このような体験談から「YUM!YUM!YUM 」は、

腎臓病の愛犬が食事を楽しみながら腎臓病の治療を行いことができ、飼い主さんが安心できる結果を生むことを獣医師である私に確信させてくれたのでした!

YUM!の気になる口コミ

それでは気になるYUMの口コミを以下でご紹介します。

飽きずに食べてくれてます。

30代女性

腎臓低下で週一回点滴しています。イヤイヤが多い我家のチワワも色々試しました。ヤムヤムは飽きずに食べてくれてます。やっと継続して食べてくれるドッグフードにたどり着きました!血液検査も良くなっており、悪化はしていません。ありがとうございます。

クレアチニンが良くなりました

40代女性

腎臓病用のフードを色々試しましたが、1番食いつきがいいです。他のフードはしぶしぶ食べるような子ですが、がっついて食べます。高くなっていたクレアチニンも正常値くらいまでストンと落ちてビックリです!

高齢犬にもぴったり

50代女性

19才なので腎機能も低下しており、食べやすいフードはないか探していました。いつものフードにふりかけのようにしたところ気にせず食べてくれました。進んでいた腎臓病もおさまりました。

YUM!は他のフードと比べて高いですか?

YUM!は他のフードよりもかなりコスパが良いです。

大手メーカーの腎臓病フードは、1g当たり3円を超えているのに対して、YUM!は1gあたり2.7円と割安な値段になっています。

うちのグルメな愛犬でもYUM!を食べてくれますか?

確率から考えると、きっと食べてくれることでしょう!

通常の腎臓病のフードはどれだけ美味しくても70%程度の愛犬しか食べてくれないです。

しかしYUM!は93%もの愛犬が食べてくれたというエビデンスがあり、

実際に私が診ているグルメな腎臓病のワンちゃん達も20匹中18匹が美味しそうに食べてくれました

腎臓病に悩む愛犬と飼い主さんに、心からこのYUM!をオススメします!

あなたの愛犬の
腎臓病をケアする
フードを今すぐチェック!

 2位 和漢みらいのフード

こんなお悩みの飼い主様にオススメ!

  • 美味しく腎臓に良い療法食を探している
  • 漢方を使った療法食が欲しい
  • 原材料にこだわった、高品質なドッグフードを探している
  • 腎臓に良いだけでなく、腸内環境なども改善したい

和漢みらいのフードって何がすごいの??

和漢みらいのドッグフードは製薬会社が開発した高性能ドッグフードで、低タンパク・低リンであるのはもちろんのこと、

  • 腎臓に良い漢方含有(89種類)
  • 高品質な鹿肉使用
  • 腸内環境を意識したマクロビ発酵素材配合
  • オメガ3脂肪酸含有
  • ファイトケミカル含有

など他のドッグフードには含まれていない愛犬の体に良い成分がたくさん配合されています。

和漢みらいのドッグフードには漢方を中心に、
鹿肉などの良質なタンパク質や腸内環境を意識したマクロビ発酵素材が使用されています。
漢方によって、腎臓のケアだけでなく、根本となっている体質を改善することができます。

最安値で和漢の腎臓フードをお得に試す

 3位 ベッツワンベテリナリー

ベッツワンベテリナリーは、犬・猫の慢性腎臓病に配慮し、特別に調製された食事療法食です。

この食事は、慢性腎臓病に配慮し、リンとタンパク質を制限し、必須脂肪酸の含有量を調整しています。

また、腸内フローラを整えるため、善玉菌のエサとなる食物繊維(セルロース)、フラクトオリゴ糖を配合。さらに消化吸収の負担が少ない小麦タンパク質分離物(消化率90%以上)、ジャスミンライスを使用し、お腹の健康維持をサポートします。

最安値でベッツワンをお得に試す

4位 Vet Solution 腎臓サポート

犬用腎臓サポートは、慢性腎不全の犬のために特別に設計された食事療法食です。

リンの含有量を制限し、尿毒症やタンパク尿症を考慮してタンパクレベルを適切に調整しています。さらに、オメガ3脂肪酸を豊富に含んでおり、腎臓の働きをサポートします。

さらに、緑茶ポリフェノールが配合されています。緑茶ポリフェノール(没食子酸エピガロカテキン-EGCG、カテキン)には、強力な抗酸化作用や抗炎症作用があります。

最安値でVET SOLUTIONをお得に試す

5位 k/d ケイディー チキン

ヒルズの栄養学者と獣医師が共同開発したプリスクリプション・ダイエット 〈犬用〉 k/dケイディーは、リンやナトリウムの調整を行い、愛犬の食事量を増やすことで、腎臓の健康をサポートする特別な療法食です。嗜好性の高いチキンフレーバーで食いつきもよいです。

リンの調整と低ナトリウム設計(約36%減)が特徴で、オメガ-3脂肪酸も含まれています。

また、バランスの良い必須アミノ酸や高レベルのL-カルニチン(約83倍)が含まれており、科学的に証明された抗酸化成分も配合されています。

最安値でk/dチキンをお得に試す

6位 ロイヤルカナン腎臓サポート

腎臓サポートは、慢性腎臓病の犬に給与する目的で特別に調製された食事療法食です。

この食事は、リンの含有量を制限し、タンパク質や必須脂肪酸の含有量を調整しています。

また、犬が好む香りで食欲を刺激し、腎臓病による食欲低下に配慮しています。

最安値で腎臓サポートをお得に試す

7位 FORZA10 リナールアクティブ

リナールアクティブは、イタリア獣医師チームが持つ知識・技術の元に作られた愛犬用の腎臓ケア用食事療法食です。

リンとタンパク質の含有量を調整しており、更に加水分解された高品質なタンパク原料を使用する事により、腎臓への負担を軽減しています。

また、フィトケミカル成分(植物栄養素)が腎機能・泌尿器機能の健康維持の為、器官の浄化と利尿作用・膀胱粘膜保護に働きかけます

最安値でFORZA10をお得に試す

獣医師オススメのウェットフード3選

メディムース 犬用 腎臓サポート 

メディムースはワンちゃんにとってのお悩み別レシピで、大切な食生活をサポートします。水分含有量が多いムース状仕上げなので、いつものフードに混ぜたり流動状にもしやすく、与えやすく食べやすい柔らかさです。


また国産でグレインフリーのフードであるため、安心して与えていただけるウェットフードです。

そして、腎機能が低下すると不足しがちなL-カルニチンを配合しているだけでなく、DHAとEPA、オリゴ糖を配合することで、総合的にワンちゃんの腎臓の健康をサポートします。

最安値でメディムースをお得に試す

ロイヤルカナン 腎臓サポート缶

腎臓サポートは、慢性腎臓病の犬に給与することを目的として、特別に調製された食事療法食です。この食事は、リンおよびタンパク質の含有量を調整しています。

他にも、オメガ3系不飽和脂肪酸(EPA、DHA)、複数の抗酸化物質を含み、リンの含有量を0.1%に制限されているため、腎臓病の療法食として腎臓病に伴う尿毒症やタンパク尿に配慮されています。

また、食欲低下に配慮し、犬が好む香りで食欲を刺激します。

最安値で腎臓サポート缶をお得に試す

k/d 缶 チキン

ヒルズの栄養学者と獣医師が開発した k/d は、リンやナトリウムなどの調整により、あなたの愛犬の腎臓ケアをサポートする特別療法食です。

他にも、リンの調整と低ナトリウム、 高レベルのオメガ-3脂肪酸、高レベルのL-カルニチンが配合されています。

最安値でk/d缶をお得に試す

犬に腎臓食を与える際の注意点

療法食を与えることは重要ですが、愛犬が適切な栄養を摂取できるように注意することが不可欠です。

体重の維持

例えば、愛犬の体重を観察し、それに応じて食事の量を調整することが重要です。

腎臓病の犬では、体重を維持しながら、消化器に負担をかけないようにするために、頻繁で少量の食事が必要になることがあります。

新鮮な水を用意する

また、愛犬がいつでも新鮮な水を飲むことができるようにすることも重要です。

というのも腎臓病の犬は脱水しやすいため、しっかり水を飲めていないと毒素が体内に溜まってしまい尿毒症と呼ばれる状態を引き起こしてしまいます。

食事以外の治療法について

食事管理と並んで、薬物療法は犬の腎臓病の治療において重要な要素です。

以下に、腎臓病における一般的な薬物療法のいくつかを紹介します。

血圧降下薬

腎臓病はしばしば高血圧を引き起こします。高血圧は腎臓にさらなるダメージを与えるため、血圧を制御する薬が用いられます。

貧血治療薬

腎臓が正常に機能しないとエリスロポエチンの生産が低下し、これにより貧血が引き起こされます。

エリスロポエチン製剤は赤血球の生産を刺激し、貧血の症状を軽減します。

これらの治療法は腎臓病の進行を遅らせるものであり、完全に治療するものではないことを理解しておくことが重要です。

まとめ

結論として、犬の腎臓病の管理には適切な栄養摂取が不可欠です。

犬用のバランスのとれた療法食は、腎臓病の進行を遅らせ、生活の質を向上させるのに役立ちます。

手作り食、療法食のいずれを選ぶにしても、愛犬が適切な栄養を摂取できているかどうか、獣医師に相談することが不可欠です。

適切なケアと管理によって、腎臓病であっても、愛犬が幸せで健康な生活を送ることができます。

【関連記事】
以下の記事で腎臓にいい食べ物や食べてはいけないものについて総まとめしています!
以下の記事で尿毒症について総まとめしています。

  • この記事を書いた人
院長

院長

国公立獣医大学卒業→→都内1.5次診療へ勤務→動物病院の院長。臨床10年目の獣医師。 犬と猫の予防医療〜高度医療まで日々様々な診察を行っている。

-フードについて, 犬の泌尿器疾患, 高齢犬の病気